投資を始めてから半年がたちました。
それからは暇さえあればAmazon Prime Readingで投資系の本を読んだり、YouTubeとかを見て投資を勉強しています。
なので、そこで学んだことをとりあえず、自分用にまとめておきます。
まぁ、半年後にこの記事を見て、鼻で笑ってそうな気もしています。
まとめ
- 高配当株には手を出さない
- 個別株に手を出すなら、信用取引ができてから
- 国内株よりも米国株
高配当株には手を出さない
高配当株には以下の特徴があります。
- 市場が成長しきってしまった
- 不人気
市場が成長しきっていると、大きく成長するということが難しいです。
成長に投資する先が少ないので、その分株主に還元しています。
それが、高配当に繋がっています。
企業として有名どころだとJTですね。
2018年では5%の配当利回りだったようですが、今年はなんと7.72%になりそうです。
でも、配当金が増えたからではありません。配当金はほぼ変わりません。
株価が下がったので、利回りが上がっているのです。
なので、結局株価のマイナスのほうが大きくなりがちです。
また、成長が少ないということは、唐突に「配当が減らされる・無くなる可能性がある」ということです。
何もなければ問題ないですが、コロナのような状況が急変する場合は致命的です。
成長しない市場ではリカバリの手段がありません。
景気が悪くて配当が減った・無くなった株を持ち続けたいでしょうか。
投資家は残酷なので、見切りをつけて株を手放し始めます。
そうなると、配当は減る、株価は下がるのダブルコンボを食らうことになります。
高配当株は長期的なリスクが高すぎます。
配当金のインカムゲインはあくまでついでに考えるべきです。
基本の投資は、成長している企業に投資して売却益を狙っていく考え方がリスクを抑えられると考えてます。
その他には
そもそも高配当株は月々のキャッシュフローを増やすことに注力しているので、利益率は高くないです。
年利は3から5%程度でしょうか。
投資では年利平均7%の成長を目指せるとは言われてます。
ただし、平均なので10%増えることもあれば、1%しか増えないこともあると思います。
なので、短期的に投資を切り崩しながら高配当株と同じように生活するのは難しいです。
長期的には安定していると思うので、できると思います。
私の投資は、早期退職、または最終的な老後での生活を見越しています。
個別株で得た配当金は散財に使わず、すべて再投資しています。
なので、高配当株には手を出さないスタイルにしています。
とはいえ、現職の持株会に入っている限りは、高配当株に手を出してます。
配当利回り6%だから、かなりの高配当株です。
ただ、市場としては成長しきっちゃったのか、会社が不人気なのかわかりませんが、コロナが無くても1年間で株価が全然上がらなかったです。
逆に、持株会としては価格変動が少なくて、奨励金の分だけ確実に儲かる美味しい株なんですけどね。
配当金には20.315%の税金がかかります。
売却益は、売ったタイミングで税金がかかります。
単純計算で、毎年10%の成長するが無配の企業と、成長しないが毎年10%の配当を出す企業に1000万円投資した場合、116万円の差が出てきます。
ここまでうまくいくことはありませんが、配当金だけ狙うのは危険です。
年次 | 10%成長 | 10%配当 |
---|---|---|
0年目 | 1000 | 1000 |
1年目 | 1100 | 1080 |
2年目 | 1210 | 1166.4 |
3年目 | 1331 | 1259.712 |
4年目 | 1464.1 | 1360.48896 |
5年目 | 1610.51 | 1469.328077 |
6年目 | 1771.561 | 1586.874323 |
7年目 | 1948.7171 | 1713.824269 |
8年目 | 2143.58881 | 1850.93021 |
9年目 | 2357.947691 | 1999.004627 |
10年目 | 2593.74246 | 2158.924997 |
税込益 | 10%成長 | 10%配当 | 差分 |
---|---|---|---|
1274.993968 | 1158.924997 | 116.0689708 |
それでも思う高配当金を狙うメリット
投資は売るタイミングを見つけるのが難しいです。
配当金であれば、株価を見ていなくても定期的に入ってくるので、売るタイミングを考えなくてもいいところはいいですね。
放置しすぎると、株価が悲惨なことになりそうなので、私はお勧めしませんが…。
個別株に手を出すなら、信用取引ができてから
株主優待が出る時期の株価は非常に値上がりします。
そして、株主優待の権利確定日を境に、株価が3から4%落ちることは珍しくありません。
そこで、株主優待を貰いつつ、株価が下がる前に売るテクニックがあります。
それが、つなぎ売り、クロス取引と呼ばれるものです。
このクロス取引をするためには、信用取引ができることが条件です。
楽天証券の場合、信用取引をするには下記の条件が必要となります。
- 証券口座開いてから半年以上経っていること
- 証券口座に100万円程度の資産があること
なお、この制約のせいで、私はクロス取引を行ったことはありません。
7月の終わりに、ようやく信用取引ができるようになり、クロス取引を行える権利を得ました。
口座を開設するだけならお金はかからないので、とりあえず先行で開設だけしておいて半年以上放置してはどうでしょうか。
投資信託を数千円でも積み立てていれば、運用実績もあって信用取引を断る理由は無いと思いますし。
なお、デメリットもあります。
信用取引での売買があるので、手数料がかかります。
また、証券口座によっては、信用取引の株が無くなったことによる逆日歩というものがかかるそうです。
ただ、それを考慮してもクロス取引はいいと思います。
権利落ちで下がっていく株価を黙ってみているのはつらかったです…。
手数料 > 株主優待 or 配当
になることは、あまりないと思うので、今年中にはクロス取引で何かしら優待と配当をもらおうと考えてます。
このクロス取引の時給で3000円以上の儲けが出たって話も聞きますし。
勝手な想像ですが、証券会社はクロス取引を推奨していると考えてます。
楽天証券は、1日50万円までの取引の手数料は無料となるプランがあります。
私を含めた一般人は、この手数料を抑えたプランで行っているのではないでしょうか。
クロス取引を行うと、手数料が発生します。
そうなると、証券会社としても儲けが出ます。
なら、奨励しない理由がない、という考えです。
国内株よりも米国株
権利確定から配当までのスピードがめちゃめちゃ早いです。
国内株なら3カ月くらい。
米国株なら1週間くらい。
速さはパワーです。
配当金も日本では2回ですが、米国株では4回出してたりしますし。
まぁ、GAFAM以外の投資先よく知らないんですけどね。
あと、全部米国株にしている場合は違いますが。
円しか持っていない、というのも為替ではリスクになります。
ドルの代わりとして、米国株をもっておくのはありです。
ただし、我々は日本人
年々、円高が進んでいます。
米国株は非常に値上がりしていても、円建てするときに思ったよりも利益が出てないことはよくあります。
市場の大きさから米国株は優秀ですが、ドルで生活していない以上は為替コストがかかるので、脳内の片隅に置いておいた方がいいです。
調べてたら一概に言えなかったもの
投資信託はアクティブファンドよりインデックスファンド
- アクティブファンド
- 市場平均を超えるようにする投資。
- インデックスファンド
- 市場平均を目指す投資。
なぜアクティブファンドはダメなのか
投資は長期的な資産形成のために行うものです。
短期的にはともかく、長期的に市場平均をずっと上回るということは難しいです。
なので、勝ち負けを繰り返し、最終的には平均に落ち着きます。
アクティブファンドの場合、市場平均を超えさせるために、人の手が入ります。
人の手が入るということは、その分だけ手数料がかかります。
インデックスファンドであれば機械的にできるらしいので、手数料が安いです。
結果が平均に落ち着く分、手数料の分だけ、アクティブファンドは不利になります。
なので、色んな本を読む限りはインデックスファンドを推しています。
と、言われてはいます。
ただ、色々調べてみると、平均的には手数料を含めてもアクティブファンドのほうが結果を出しているようです。
最終的にはファンド次第のようですので、選び方はお大事に…。
終わりに
結局のところは、投資信託でお金を増やすのが一番です。
手数料が持っていかれても、プロに任せるのが一番です。
個別株は考えることが多いわりに、儲けがあまり出ないです。
上手い人は個別株で大儲けできるのでしょうが、私はもうちょっと勉強しないと難しそうでした。
今、私が個別株に手を出しているのは、やってみて痛い目を見ないと学習できないと考えてるからです。
今持ってる株は-20%とかばっかりなので、しばらく寝かせておいてプラスに転じる配当確定日にクロス取引で全部売ろうと画策しています。
参考資料
JT配当金推移 irbank.net
参考にしてるブログ
読んだ本
見ているYouTube Channel
参考にしたページ
この人のページめちゃめちゃ参考になった。 hayatoito.github.io